ただ、7月22日に任期満了を迎える東京都議選は6~7月に想定され、これでは参院選と活動期間が大きく重なる。自民幹部によると、公明党の斉藤代表が18日に石破首相と首相官邸で会談した際、参院選日程の後ろ倒しを要請した。
想定される今後の主な政治日程
首相は1月上旬からインドネシア、マレーシア両国への外遊を予定しており、中旬にはトランプ次期米大統領から米国での初会談を打診されている。中旬に訪米が実現した場合、21日召集では、施政方針演説などの「準備期間が足りない」(政府高官)との見方があった。ただ、投開票日を3連休の中日に設定すれば、夏の行楽シーズンにぶつかり、投票率が低下するとの懸念も出ている。